納得できないプラグの形

ニュージーランドにあるほとんどのものは日本にあるそれに比べると見劣りします。
品質、機能、デザイン、、、。
その中でも納得できないのがプラグ。
電化製品についてるアレです。

Plug
Photo Credit: wiccked

日本のプラグの形状ってとってもシンプルだし、省スペース。
「||」の形。
これは世界的にはA型と呼ばれるみたいで、日本のほかには北米と中米で使われてるそうです。
そして日本の電圧は100V。

あ、ちなみにコンセントは和製英語です。
英語では差し込む方をプラグ(plugs)、差し込まれる方をアウトレット(outlets)と言います。


それに比べてニュージーランドのプラグは「ハ」の字の下に「|」が足されたような形。
これはI型と呼ばれているそーで、ニュージーランドの他にはお隣のオーストラリアとあとは中国の一部で使われているそうです。
おそらく日本のは「||」の字だからその土台は長方形で済むのに対して、ニュージーランドのは「ハ」の字+「|」の可能性があるから土台も丸型と大き目。
そして電圧は240V。
日本の比べるとだいぶ高いですね。

plug and socket
Photo Credit: Alikai


と、ここで気づくのはなんで日本は2本の差し込み口で済むのに、ニュージ‐ランドは3本あるのか。
実はニュージーランドのプラグの真ん中の「|」はアース用だそうです。
電気の逃げ道を作るための接地線。

日本の電化製品ではあんまり見かけませんが、洗濯機や電子レンジなど白物家電にはプラグにひょろりとしたコードがついてることがあります。

日本のアース付きプラグ
日本のアース付きプラグ

ニュージーランドのプラグでも必ず差し込みが3つあるわけではなく、「ハ」の字だけでアースはついてないこともあります。
が、それでもプラグ全体を見るとアースがない分土台が小さくなってることはなく大きさはそのままです。

それだけじゃなく、「||」の形だと逆さまにしてもささりますが、「ハ」の字だとさし方はひと通りのみ。
さらにプラグから伸びるコードが真っ直ぐついてるとまだいいんですが、例えばケータイのアダプターのように「L」字になっていたり、そもそもの土台部分が何故か異常に大きかったりすることも多く、すると4つ口の延長コードをフル活用できなかったりすることも多々あり。
日本のでもこーゆーことってなくはないですけど、ニュージーランドではかなりの確率で起こります。(自分調べ)

4つ口だけど3つ口
4つ口だけど3つ口

だから、まれに4つ口をフル活用できた時なんかは喜びもひとしおだったりして、、、。


参考資料:
配線用差込接続器” Wikipedia


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