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パーティー大好き

ニュージーランドの人々はホームパーティーが大好きです。
特に夏の週末はあちこちの家からBBQのいい匂いがしてきます。
ま、ただホントに肉を焼いてるだけなんですけどね。


パーティーの代表格といえば誕生日パーティー。
通りを歩いてると外に風船で飾り付けしてる家をよく見かけます。
誕生日パーティー会場の目印です。
日本だったら友だちを呼んでやるようなのって、たぶん小学校までの話じゃないかな?
それ以降は家族だけでとか、恋人同士でとか。
この国では違います。

Birthday balloons


誕生日は当然のことながら毎年生きてる限りはくるんですが、その中でも大きな祝いをする歳があります。
まずは1歳の誕生日。
そのあとは5歳、21歳、40歳、そして日本でも節目である60歳。

5歳はこの国では小学校の入学祝いでもあります。
日本と違って、5歳になったらそれぞれ小学校に入学。
これくらいの子どもの誕生日にはテーマがあって、例えば「海賊」がテーマに決められてたらみんな海賊のコスプレをして参加、さらには日本でゆーところのヒーローショウみたいにプロの「海賊」を呼んだりもするそうです。

21歳はいわゆる成人のお祝いですね。
ちなみにタバコと飲酒は18歳から。

40歳は人生の折り返し?
結構長寿ですね。

60才は日本と同じ還暦。
これらの歳にはかなり盛大なパーティーがあるみたいですが、その他の歳でも当然パーティーはあります。


この前うちのポストにこんなのが入ってました。

簡単に訳すと。
ご近所の方々へ
今週土曜日に18才の誕生日を迎える娘のために、65人を招待して朝8時からパーティーを催すことになりました。
保護者や警備もおりますが、もしなにかありましたら下記までご連絡下さい。
話には聞いてたんですが、「騒音注意報」です。
こんなの配られたら文句言えませんもんね。
それにしても朝8時から65人もの人がきて、さらに警備まで配置するって、、、。
実際はこの朝よりも前日の夜のほうがうるさかったです。


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お引越し

この前職場が移転しました。
で、ふと振り返ってみるとこれまで勤めた会社で結構引越しを経験してることに気づきました。
フロア内移動や新規店舗、廃業、、、。
でも今回の引越しが一番楽でした。
ほとんどなんにもしなくてよかったから。

Waterfront
Viaduct Harbour, Auckland


日本で最後に勤めてた会社は、ビル自体が老朽化で立て直しになったためすぐ隣にできた新築のビルに移ったんですが、すぐ隣りのビルだったのにそれこそもう1ヶ月も前から準備。
何十年も整理されずにほったらかしだった書類の廃棄や、サンプル商品の整理、引越当日も休みの土曜に当然のように作業があり代休のオファーはなしの散々なもの。


今回はオフィス自体にものが少なかったのと、ほとんどのことはボスがやってくれたんです。
それでも引越し前の数日からちょっとずつって感じで。
ぼく自身がしたのは最後の日に数時間、自分の荷物(ダンボール1個)と数台のコンピューターを梱包しただけ。

引越し自体も翌日の土曜に業者が来てやってくれてんで、出勤はなし。
週明けに開封作業をしただけで済みました。


基本的にこの国では日本のような「なぁなぁ」な感じはなく、自分の契約内容にある仕事だけをするようになっています。
「それ以外の仕事をする=他の人の仕事をとる」ような印象があります。
文章に書くと冷たい感じもしますが、当たり前といえば当たり前かなぁ、と。

驚いたのはその後。
まず新しいオフィスのリノベーション作業が終わってません。
だだっ広いフロアに新たにパーティションをしてるんですが、作業の音もうるさいし進行も遅いし、、、。
ボスはそれでも呑気な感じで、聞くとリノベーションが終わるまでは賃料が発生しないんだとか。
なるほど。
さらには2週間たってもお引越し電話もインターネットも通ってません。
これもいつになることやら。
なんにせよニュージーランドらしいです。


引っ越しの話題ついでにこの国の引越しの変わったところを。
オフィス移転じゃなくって個人宅の引越しなんですけど、この国では家ごと引越しする人が結構います。
文字通り「家」全体が丸っと引越ししちゃうんです。

この国のいわゆる一軒家は土台の上に乗っかって建てる作りで、(そんなに高くはないけどちょっとした)高床式構造です。
引越しの時にはそれをリフトで持ち上げて、トレーラーで運ぶんです。
はじめてみた時はホントに驚きました。

moving house
Photo Credit: theyounz

これにはもちろん理由があって、日本では新築の家が100%の状態でそれ以降は家自体の価値が下がってしまいますが、この国では新築の家には基本的には欠陥が多いとされています。
それに少しづつ時間をかけてビルダーなり自分の手で手を加えてステキな家にする考えのようです。
なのでわりと古い家でもちゃんと手入れされていれば、それこそ築100年の家でもちゃんと評価されます。
日本じゃあり得ないですよね。
で、せっかくリノベーションしたんだしってことでその価値ある家ごと引っ越しちゃうんです。
しかし一般道を家が走ってたらビックリですよね。

driving house
Photo Credit: boeke

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