虫歯の治療費

ここ数カ月ツキイチくらいで歯医者に通ってます。
ってことでニュージーランドの歯医者事情について。

ワーホリなんかで長期でニュージーランドにくる人が必ず行っておくべきなのが歯医者。
これはまぁ常識といえば常識。
日本では保険でカバーされるものの海外旅行保険ではまずカバーされません。
なので万が一虫歯なんかにかかったら結構な出費になります。

dentist
Photo Credit: HerryLawford

たった1年の滞在中でも耐えられない痛みを伴う虫歯になってしまって、なくなく一時帰国なんて話を耳にします。
往復の飛行機代を払っても、日本に帰って直したほうが安いってことで。
日本人感覚で歯医者の治療費と飛行機代が肩を並べるなんて考えられないけど、ホントの話。


ぼくも日本では普段歯医者に行く事なんてなかったけど、過去2回のワーホリの時も今回もちゃんと出発前に歯医者に行って怪しいところを治してもらいました。
ワーホリ中には問題なかったんですが、今回滞在2年を過ぎようってあたりに歯がかけてしましました。
でも、歯が欠けただけで痛みはなかったし、なにより歯の治療は高いってことは知ってたのでそのまましばらく様子見。
するとほどなくまた別の歯が、、、。
歯医者って日本でも行くのが億劫なのに、海外にいるとなおのこと。
でも2箇所も欠けたとなるといよいよヤバイ。

で、いくつか候補の中から早く予約のとれたところに行きました。


もちろん歯医者によって違うんでしょうけど、ぼくの行ってる歯医者ではまず最初にチェックアップと言ってどの歯がどう悪いのかを調べてくれました。
びっくりしたのがレントゲンはもちろんのこと、デジカメを鏡を使って口の中の写真まで撮られたこと。
レントゲンって当然のことながら白黒だし、素人にはわかりにくいですよね。
ところがデジカメで取った写真を見せられるとすべてはっきりするわけです。

Dental Radiographs
Photo Credit: stepheniesmith


そして領収書にはその日どんな治療をしたかが詳しく書かれいて、さらにはどこがどう悪いかをことこまかく書いた数ページのドキュメントと、今後の治療プラン、そしてその治療一回一回にかかる見積りまでつけてくれました。
これにはかなりびっくり。
デジカメ写真や領収書のレポートはこの歯医者でも先生によるらしく、他の歯医者ではたぶんやってないとのこと。

日本ではまずありえませんが、ニュージーランドでは歯医者で見積りを取るのは別段珍しいことじゃないようです。
見積りどころか数件回って見積り合わせをする人もいます。
やっぱり土地の高いところにある歯医者は治療費も高いようです。

これだけはっきりと証拠を見せられて、値段まで見せられるとさすがにそのまま悪くなるだけの歯(=どんどん治療費がかさむ)を放おっておけなくなりますよねぇ。

Treatment plan estimate
Treatment plan estimate

ちなみに参考までに気になる治療費ですが、
  • チェックアップ:$80
  • 欠けた歯を詰める:約$300
  • 親知らずの抜歯:$350-$560
  • 被せ物(クラウン):$1550-
といった感じ。
なので神経を抜いて、、、といった治療をするとそれだけで$2000くらい簡単に飛びます。

今のところ日本に帰る予定もなく、しかも帰ってもこれだけのことを数日の間でするのはムリ。
、、、ってことでしばらくは歯医者貧乏です。


ぼくの治療が必要な歯の大半は日本で治療したにもかかわらず、雑だったり、甘かったり、その場凌ぎの治療をされてしまっているのが原因。
長期でニュージーランドに来る予定がある人はしっかりと治療してくることをおすすめします。


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